クリスマス進行のせいで色々溜まってしまった

乙女はお姉さまに恋してる 最終回

★★★★☆
最終回
お姉様万歳!!
で終わったw
まあ前回の予想通り「私達の戦いはこれからよ」なEND、けど清々しいEND
それもけっして消化不良というわけでなく、ちゃんとハーレム形成を目標とし着地点として定めそこに無事降り立った
またこの作品が気持ちよく見れたのはキャラ達に徹底して黒さを微塵も出させなかったのもこの気持ちいい視聴感に繋がったのだろう
EDのスライド式のネタバレも二期の予告編にちがいないw


昨今の百合ブームから女装主人公へと続くこの一連の流れはなにか興味深い
もともと萌えブームというのは自分の現実と理想のすり合わせでの疑似恋愛的な代償行為だったのが、自分の分身たる何処にでもいそうで平均を若干下回り常に妄想している男、しかし頑張り屋でありそれがゆえか何故か異常に女性にモテるというキャラにすら感情移入しずらくなり男ではダメだと女x女にすることで満足しようとしたけれどやっぱり女は所詮女自分の分身たり得ないため、じゃあ綺麗でかつ男であるためにはと女装という選択肢に今行き着いた。(うまくいえないなぁ
女性が強くなっていった昨今の世の中で自信のなくした男性の心の潔癖さと変容のさまを垣間見ているようだ

ウィンターガーデン 後編

★★★☆☆
わかってはいたけど男の彼女っぽい人が妹だったって落ちのお話
前編よりも桜井監督節が強くなっていてコミカルになっていた
最初はあまりのぶつ切り感ありのあっけない終わりに眉をしかめたが時間がたつと短編の物語としては「あり」だと思うようになってきた

ローゼンメイデン・オーベルテューレ 後編

★★★☆☆
水銀燈がいかにして屈折していったかを前編とちがい水銀燈に完全に焦点をあてたためとても見やすくなった
これじゃあ本編は真紅を主人公じゃなくて水銀燈のがよかったんじゃないかと思わせるぐらいよかったw