ローレライ

★★★★☆
原作は未読、ここ数年の日本の戦争映画としてはダントツによく出来てたと思います(日本映画全般としてもかな?)
時代考証がなってなかったりセットで使っている兵器が現代のものだったりなどもなく細かいおかしい点はたたあれど目をつむれるレベルでした
なにより自虐的な映画ばっかりだった状況で主人公達が勝つというスカッとした物はほんと久しぶりでした
しかしだからこそ一部の人の演技が追いついてない状況が非常に浮いてて残念で仕方ないです
とりあえずピエール瀧はへたながらも非常によかったですね、旧日本軍人やらせたら一番だと思ってる伊武雅刀はやっぱり似合ってました、役所広司は最初すっごいダメでしたけど潜水艦に乗ってからはよくなりました
内容的にはたぶん原作には考えが載ってるとは思うんだけど朝倉大佐の理念がまったくわからなかった
CGも日本映画の制作費でこれだけのもの出来てれば十分でしょ
日本映画として満足できたのは久しぶりでよかったです