ニクソン

★★★☆☆
アメリカ歴史上初めて任期中の辞任に追い込まれたアメリカ大統領リチャード・ニクソンの一生

大統領の陰謀

★★★★★
ウォーターゲート事件を追求し、ニクソン大統領を失脚させたワシントン・ポスト紙の2人の記者、カール・バーンスタインボブ・ウッドワードの行動を通して、事件の全貌を描く。



ウォーターゲート事件で重要な情報リークをした内通者ディープ・スロートが当時のFBI副長官マーク・フェルト氏であると本人が正体を明かした記念に借りてきました
まず二作品とも長い!とにかく長い合計で6時間ぐらいあった。さらに我々日本人には馴染みのないウォーターゲート事件、次々出て来る名前に誰が誰だかわからない、そもそも事件がよくわからない、で情報を追い整理するのに必死でした
ニクソンのほうはアンソニー・ホプキンスニクソンを好演し、その人生の光と影、幸せと苦悩を描ききってたと思います
大統領の陰謀のほうは推理物の如くまさに大統領の陰謀を暴いていきます。これが実際あったのかと思うと見ていてワクワクしてきます
主演のダスティン・ホフマンロバート・レッドフォードもいいけどなにより編集長?役のジェイソン・ロバーズがカッコイイ!さすがアカデミー賞助演男優賞も納得です

戦国自衛隊1549

★★★☆☆
陸上自衛隊で秘密裏に行われた人工磁場発生器の実験中に、神崎怜2尉(鈴木京香)の判断ミスによる大規模な暴走事故が発生。的場1佐(鹿賀丈史)率いる精鋭部隊が、460年前の戦国時代にタイムスリップしてしまった。やがて、過去への過干渉が原因と思われる虚数空間ホールが日本各地に次々と出現、一般市民に知らされぬまま、徐々に現代を侵蝕し始めていた──。
かつて的場が創設した特殊部隊のNO.2だった鹿島勇祐(江口洋介)は、時空の彼方に消えた仲間たちと日本を救うため、怜とともに救出部隊ロメオ隊に参加。命を賭して2度目のタイムスリップを敢行する。制限時間は74時間26分――それを過ぎると時空の揺り戻しに取り残され、二度と現代に戻ることはできない。しかし戦国の世で鹿島たちを待っていたのは――正史の織田信長に成り代わり、強大な軍事力で戦国時代に君臨する的場だった――。


見ての感想はお話の整合性、歴史の整合性、設定の整合性ととにかく終始整合性をを合わせよう合わせようと一生懸命な印象、少々外れてもいいじゃんと思うくらい神経質に感じられた
せっかくの近代兵器が微妙に弱い、過去の人相手に圧倒的感を出してほしかった
自衛隊はやっぱりだめだ攻撃すべきときはしなくちゃと思った
文句ばっか書いたけど悪くはなかった最後まで楽しく見られました
日本映画もこのレベルぐらいのがコンスタントに出来ればもっと映画館にも見に行くんだけどな
しかし嶋大輔は嶋大輔以外の何者でもなかったw
あと俺の大好きな俳優の一人である伊武雅刀は相変わらずおいしかった


ネタバレになるが俺だったら整合性を少々無視しても最後江口を残して明智光秀にするというダークさを残すのも面白いと思ったけどな